藤井総裁問題について・・
彼は典型的な日本の官僚である
今　時代が大きく変わろうとしている
彼の生き様や抵抗の中に　今の日本の政官財の縮図が見てとれる
小泉総理は　またまた　パフォーマンスで　衆議院選挙の戦略の一部として　改革のポーズを見せるため　道路公団総裁切りを利用し　更に　一石二鳥を狙って　新民主党の門出の日に　話題をそらすために　この問題を実行した
だが　藤井総裁のほうが　一枚上手であった
いままで　同じ悪事を働いてきた仲間同士なのに　都合が悪くなったからといって　「あんた　辞めてくれ」と言われ　「そうですか」と　おとなしく　引き下がるわけがない
不純な目的に利用されたら　余計に　「はいはい」と　いうことを聞くわけがない　彼にも　プライドと自負がある　
改革・改革　と絶叫するだけで　中身のない政策では　現状を打破することは不可能である
総理という地位に　しがみつくことだけを目的に　この2年半の間　小泉総理は国民を騙し続けてきた
本当に　改革を実行しようとする気があれば　必ずその熱意が　藤井総裁の身を自ら引かせることができたはずである
残念ながら　総理には本気で改革などする気はなかった
今でも　派手なパフォーマンスさえしていれば　国民は騙せるし人気は不動だと考えているのだろう
総理も総裁も政官財癒着の枠の中では　同じ穴の狢（ムジナ）である
ここまでこじれたら　藤井総裁は　最後に国民のために徹底して交戦し　自民党議員等の癒着構図と事実を国民の前に明らかにして欲しい
そして　それが新しい時代の幕開けになれば　藤井総裁も　最後の大仕事をして　気持ちよく引退できることと思うが・・
是非　頑張ってもらいたいものだ
時代が変わろうとしている今　この国に求められていることは
あらゆる裏の部分を表に出して過去を清算することである
抵抗は大きいだろうが　それが出来れば　日本には明るい未来が開けてくる
国民のことなど眼中になく　あらゆる意味で「姑息」という言葉がぴったり当てはまる現総理では　時代はまた逆行し　更にこの国はゆがんでしまうだけだ
最近　何故か　顔が狐に似てきた
出来るか出来ないか　11月の選挙では　民主党という政権にこの国の未来をかけてみるのは　決して　無駄なことではないし　そうしなければこの国の改革は不可能であろう
民主党のマニュフェストは完全ではないが　自民党のそれよりも遥かに具体的であるし優れていると思う
政権交代こそが　改革のスタートである
改革を唱えて　2年半　初めから判っていたことではあるが　自民党の人間に　改革など　できないということは　いい加減に　国民も気づくべきである
自分の首を絞めるような改革は　出来るわけがない

今年は　秋の虫が鳴かない
8月の終わり頃　例年より早く　コオロギやら秋の虫が鳴いていたが その後　残暑がぶり返しピタッと泣き止んでしまった
今　庭では椿が蕾をつけ山茶花が咲いている
今年は　異常な天候だった
環境破壊による　地球の悲鳴が聞こえる