シズカ楊静
撮影:三浦興一
上海音楽学院にて琵琶及び作曲を専攻、中国圏の主なコンクールで、演奏と作曲の最高賞を含む多くの賞を獲得。
北京の中央民族楽団を経て、国際的ソリストとして活躍中。
欧米・アジアでリサイタルやオーケストラのソリストとして「ハイフェッツ並みの質」「その創造性で音楽の新時代到来を謳歌・賛美してみせる天才」「琵琶の妖精」と称えられ、99年BBC・PROMSの「ラストナイトコンサート」でも絶賛を受ける。
欧米ジャズ・ミュージシャンとの即興演奏も多く、CD、TV・ラジオ出演、新聞での紹介に加え、その英語能力と先見性により中国の音楽外交に貢献。
民族弦楽四重奏団「郷梅静月」のリーダーでもある。
作曲を三木稔に師事、97年日本でソロデビュー、99年サントリーホール都響定期で三木の「琵琶協奏曲」で聴衆と各批評の絶賛を受け、次々と同曲によるオケとの共演が続く。
三木作品では2000年、セントルイスオペラ劇場の「源氏物語」、クルトマズア指揮読響の「大地の記憶」世界初演に貢献。中国伝統曲のみならず洗練された自作・三木作品のレパートリーを毎年加えつつ、日本国内で三木のトーク付きのリサイタル・ツアーを展開中。
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