日本仏学史学会  Société ’Histoire des Relations Nippo-Françaises
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                        会長あいさつ
                                                             
 フランスと日本との交流は、2008年に日仏修好通商条約締結150周年という記念すべき年を迎え、双方の学術的、文化的関係はいまも絶えることがない。わが日本仏学史学会では、紀要『仏蘭西学研究』(当初は『日本仏学史研究と命名。創刊1972年・既刊36号)を発行するばかりでなく、発足以来、月例研究発表会(417回)、全国大会(34回)を開催し、高橋邦太郎初代会長から、歴代の佐藤文樹、富田仁、小河織衣、滑川明彦会長によって受け継がれた「日仏交流の史的研究」(高橋邦太郎)を志すという精神を忠実にまもってきた。そのような卓越した先覚者の残された偉業や業績を微力のわたしは仰ぎつつも、以下の2点を今後充実させる所存である。

1) 若い研究者に積極的に呼びかけ、本学会の会員数をふやし、月例研究発表会や全国大会をさらに活性化させること。

2) 月例研究発表会に参加されにくい、地方にお住まいの会員にとっては紀要『仏蘭西学研究』が本学会と会員を結ぶ唯一のtrait d’unionであるのを承知している。その意味で今後はその内容をいっそう充実させること。

2010年8月          日本仏学史学会会長・早稲田大学名誉教授

                                                                 市川 慎一

                                                
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